「IQ」や「EQ」って聞いたことがある人は多いかもしれません。
でも最近は「CQ」という言葉も注目されています。
この3つの「○Q」は、それぞれ違うタイプの“力”を表しています。
この記事では、IQ・EQ・CQがどう違うのか、わかりやすく説明します。
もくじ
IQ:考える力
をはかる指標
IQ(Intelligence Quotient)とは?
IQは「知能指数」とも呼ばれ、考える力や、問題を解く力をあらわします。
テストでの点数や、計算、記憶、論理的思考などが関係しています。
どんな場面で活かされる?
- 勉強や試験
- 数学の問題を解くとき
- 情報を整理して考えるとき
EQ:感情に気づき、
人とつながる力
EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは?
EQは「心の知能指数」。
自分の感情をコントロールしたり、人の気持ちを理解したりする力のことです。
どんな場面で使われている?
- イライラしたときに冷静になれる
- 友だちや家族との関係をうまく保つ
- チーム活動やリーダーシップ
CQ:違いを理解して、
対応する力
CQ(Cultural Intelligence Quotient)とは?
CQは「文化的知能」と言われ、自分と違う考え方や文化を理解し、受け入れる力です。
いろいろな人と関わるうえで、とても大切な力です。
どんなときに求められる?
- 外国の人と話すとき
- 自分と違う価値観の人と関わるとき
- 社会に出て、多様な人と協力するとき
3つの「Q」のちがい
を整理しよう
項目 | 意味 | 主に関係する力 |
---|---|---|
IQ | 知能指数 | 勉強・論理・計算 |
EQ | 心の知能指数 | 感情・人間関係 |
CQ | 文化的知能 | 多様性の理解・対応力 |
それぞれちがう種類の「力」をはかるものであり、どれか一つだけではなく、どれも大切です。
おわりに:まずは知ることから始めよう
IQ・EQ・CQは、それぞれ人としての成長に関係するちがった力です。
どれもこれからの社会で大切になると言われています。
まずは「どんな力があるのか」「どう違うのか」を知ることが、これからの自分を考えるヒントになります。